Amazon(アマゾン)で商品を購入した際に、配達予定日を過ぎているのに荷物が来なかった経験のある人たちもいるはずです。実際、お金を出して買ったものが届かないと、不安になりますよね。
とはいえ、そもそも本日到着予定の荷物が届かないのはどうしてなのでしょうか?
この記事では、Amazonで本日到着予定に荷物が届かない5つの原因と対処法を解説しています。また、「何時まで待つのがよいのか?」という疑問についても考察しているので、Amazonを利用している人たちは参考にしてみてください。
- 荷物が届かない際、確認すべきことと行うべきことがわかる
- 配送業者のことや出品元の確認方法がわかる
- 連絡を行うべきタイミングがわかる
Amazonで本日到着予定に荷物が届かない5つの原因
さて、Amazonのプラットフォーム上では「本日到着予定」になっているのにもかかわらず、荷物が届かないのはなぜなのでしょうか?
その原因は大きく5つあると考えられます。
ここでは、それぞれの要因について説明していきます。
原因1 配送業者が遅延している
第1に、配送業者が遅延していることが原因であると考えられます。
近年、EC市場が成長傾向にあるなかで、「宅配クライシス」という社会問題が深刻化しています。すなわち、配達業界の人材不足や荷物量の増加に伴う負担増加など、物販市場に物流システムが追いついていないのです。
その結果、配達予定の荷物を当日中に運べないというトラブルが発生することが予想されます。加えて、台風や積雪などの天候にも左右されたり、セールで注文が殺到することで遅れたりすることがあるので、注意してください。
原因2 発送元が海外である
第2に、商品の発送元が海外であることが原因であると推定されます。
Amazonの商品は必ずしも国内だけのものとは限りません。なかには、日本社会の時間に関する考え方とは正反対の国で扱われているものを購入することもあるはずです。
つまり「明日届く」という情報を見れば、日本ではだいたい明日中に届くことが予想されますが、諸外国の場合は明後日もかもしれないし、1週間後かもしれないわけです。加えて、船などの輸送方法によっても影響を受けるので、出荷元が海外である場合は予定日よりも遅れると思っておいたほうがよいでしょう。
なお、商品の出荷元は、商品ページで確認できます。
原因3 配送業者がデリバリープロバイダである
第3に、配送業者がデリバリープロバイダであることが原因なのかもしれません。
デリバリープロバイダとは、Amazonと直接契約している配送業者の総称です。
個人事業主や中小企業など、さまざまな規模の業者がデリバリープロバイダに含まれており、ヤマト運輸や佐川運輸といった大手配送業者に比べて、配達時に遅延が発生したり、置き配を行った時のトラブル等が発生しやすいようです。
原因4 盗難の被害に合った
第4に、すでに届いている荷物が盗難の被害に合った可能性があります。
通常、手渡しで荷物を受け取っているのであれば、泥棒に商品を奪われることはないと言えるでしょう。けれども、配達業者が玄関先などに荷物を置き配した場合、盗まれてしまうおそれがあります。実際に、国内では置き配を狙った盗難事件が発生しています。
もし、Amazonで置き配の設定を解除したいのであれば、以下の記事をご覧ください。
原因5 不在票の入れ間違いが起きている
第5に、配達に訪れたスタッフが不在票を入れ間違っているおそれがあります。
特に、マンションやアパートなどの集合住宅では、配達に慣れていないスタッフが部屋番号を間違えてしまうことが少なからずあります。念のため、注文履歴から配達業者を特定して連絡しましょう。
Amazonで本日到着予定の荷物が届かないときの対処法
それでは、実際に、本日到着予定の荷物が届かないときはどうすればよいのでしょうか?
その対処法は大きく5つあると言ってよいでしょう。
対処法1 配送業者にクレームを申し出る
はじめに、配送業者にクレームを申し出るという対処法があります。
特に、配送業者が大手である場合は、カスタマーサポートの体制が充実していると考えられるので、思い切って問い合わせみましょう。いうまでもなく、「本日到着予定」の荷物が届いていないのは事業者側の責任です。だからこそ、顧客には状況を適切に把握する権利がある言えるでしょう。
とはいえ、横暴な物言いは自らの社会的信用を失墜させるおそれがあります。あくまでも、荷物が届いていない問題について言及することに注力して、節度のある対応を心がけてください。
対処法2 カスタマーサービスに問い合わせる
続いて、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせという対処法があります。
Amazonのカスタマーサービスは原則として「24時間対応」です。そのため、トラブルが起きたときには、いつでも連絡することが可能です。具体的な対処法が思いつかないときは、まずはカスタマーサポートに相談して、具体的な対応について指示を受けることを推奨します。
Amazonにログインして「アカウント&リスト」を開いたら、「カスタマーサービスに連絡」という項目があるので、そちらから相談してみてください。
対処法3 出品者に連絡する
続いて、出品者に連絡するという対処法があります。
出品者に連絡するには、商品ページに表示されている「販売元」をクリックしてみてください。あるいは、注文履歴に表示されている「注文に関する問題」を選択すると、出品者にアクセスできます。
対処法4 ポストを確認してみる
続いて、再びポストを確認してみましょう。
荷物がポストに入るサイズである場合は、配達業者によっては本人から許可を得ることなく、そのまま投函する可能性もあります。
配送スタッフからしても、再配達は手間がかかるので、現場でうまく負担を減らしているわけです。そのため、普段とは違う場所に荷物が置かれている可能性もあるのでチェックしてみることを推奨します。
対処法5 翌日まで待ってみる
最後に、翌日まで待ってみるという対処法もあります。
1日程度の誤差が出るのはよくあることです。配送業者も効率的な方法で荷物を配っているに違いありませんが、お客さんの不在や配送時のトラブルなど、予定が狂ってしまうこともあるはずです。
したがって、1日くらいの遅れである場合は一度、様子をみるのもよいでしょう。しかしながら、1日待っても荷物が届かない場合は、タマーサービスに連絡してみることをおすすめします。
泣き寝入りせずに問い合わせしよう
配達予定日を過ぎたのにもかかわらず、荷物が届かない場合は出品者あるいはAmazonのカスタマーサービスに速やかに連絡することを推奨します。届かなかったんだから仕方がないと泣き寝入りする必要はありません。
商品を購入した以上、Amazon及び出品者には顧客の手元にものを届ける義務があります。だからこそ、自分の権利として「どうなっているんですか?」と聞くことには全く問題がないのです。
もちろん、悪口のようなクレームを言うのは間違っていますが、事実を確認して適切な対応を求めるのはビジネスマナーとして当たり前のことなのです。
コメント