Amazonの配送状況はあてにならない?おかしいときの対処法

Amazonの配送状況は あてにならない? おかしいときの対処法
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Amazon(アマゾン)には、アカウントサービスとして発送から到着までの配送状況をリアルタイムで確認する仕組みが実装されています。実際に、ログインして確認してみると、注文した日付を起点として商品が手元に届くまでの流れがひと目でわかるようになっているので、閲覧している人たちも多いのではないでしょうか。

Amazonの配送状況 例
Amazonの配送状況 例

けれども、Amazonの画面では、たしかに「配達完了」と表示されているのにもかかわらず、商品が届いていなかったり、明らかに間に合わないと見込まれるケースもあるようです。これに関しては、Twitterでも次のようなつぶやきを投稿している人がいます。

@fb01_Gさんのツイートから引用(最終確認日:2022年4月8日)

果たして、Amazonの配達状況は信用できないのでしょうか?

この記事では、「Amazonの配達状況はあてにならないのか?」という疑問について考察しています。また、配送状況がおかしいときの対処法も紹介しているので、Amazonを利用している人は参考にしてみてください。

本記事を読んで得られること

  • Amazonの配送状況に関する基本的な知識が身に付く。
  • 配送状況がおかしいときの対処法を学べる。
  • 商品を頼むときに手元に届くときのイメージがしやすくなる。
目次

Amazonの配送状況はあてにならない?

さて、Amazonでは商品を注文した際に、現時点における配送状況を確認できるサービスが提供されています。消費者からすれば、配送状況によって手元に届くタイミングをイメージできるので便利な仕組みであると言ってよいでしょう。しかしながら、実際には「Amazonの配送状況はがあてにならない」と言われることがありますが、その実態はどうなのでしょうか?

結論から言えば、配達業者が記録している荷物の管理状況に不手際があった場合、Amazonの配送状況はあてにならなくなる可能性があります。例えば、配達業者のスタッフが消費者の自宅に到着した際に、「本人のいる時間に来ているから受け取りが完了するはずだ」と早合点した場合、配達完了の手続きが事前に完了させてしまうおそれがあるわけです。

とりわけ、近年では、商品の配達指定時間に不在の人たちも多いので、現場スタッフの負担はかなり大きいことが予想されます。冷静に考えると、「本人がいる」と電話で言っていたから自宅まで届けに来たのにいないと、その分だけ事業者に手間がかかるので、いくらお客さんだからとはいえ迷惑ですよね。とはいえ、商品の配達が完了していないのにもかかわらず、到着の手続きを進めるのはよくありません。ただ、物理的に移動して荷物を配っている人たちの過酷な労働状況を想像すると、消費者側でも荷物の受け取り方を工夫してあげる配慮も少なからず必要なのではないでしょうか。

配送状況があてにならなくなる3つの原因

上記のほかにも、配達状況があてにならなくなることがあります。ここでは、その原因を大きく3つの視点から考察していきます。

原因1 荷物を移動する過程で配達状況がわからなくなる

第1に、荷物を移動する過程で配達状況がわからなくることが原因であると考えられます。

近年、EC市場の成長に伴い、商品の配達量は右肩上がりで増加しています。具体的に言えば、2020年にヤマト運輸が配達した荷物の数は約21億個に上っており、今後も増えていくことが予想されています。

いうまでもなく、荷物は物理的な「モノ」なので、検品や配達過程のなかで状況を適切に管理できずに、「今どこにあるのか?」がわからなくなってしまうことがあるわけです。もちろん、これは事業者の責任であるため、消費者からすれば迷惑なことに違いありません。

しかしながら、需要に対して供給側の管理技術や人員が追いついていないのも実情のようです。特に、事業者を跨いでいくと、商品の状態を一元的に記録するのは難しくなることが想像されます。

原因2 配達状況の更新を忘れている

第2に、事業者が配達状況の更新を忘れている可能性があります。

いうまでもなく、Amazonで購入した商品は事業者が雇用する宅配ドライバーによって運ばれています。1人当たりのドライバーが運ぶ荷物の数は多いときだと1日に200個にも及ぶと言われています。その負担に関しては、毎日新聞の記事でも次のように取り上げられています。

配送する荷物は、軽ワゴン車の後部の荷室には入りきらず、助手席にも積み上がっている。朝9時から約13時間、ほとんど休みなく運び続け、昼食は菓子パンを買い、車の中で5分で済ませる。運転しては荷物を届けることを繰り返すうち、足は棒のようになってふらついてくる。でも、今日は200個を運ばないといけない--。横浜市の男性(44)は今年9月ごろ、「過大な仕事を押し付けられ、ずっと運転し続けている。このままでは事故を起こしたり、倒れたりして、荷物に殺されるかもしれない」と危機感を抱いたという。

毎日新聞『1日200個「荷物に殺される」 過酷さ増す宅配ドライバーの実態』から引用(最終確認日:2022年4月8日)

上記の引用から推察するに、宅配ドライバーの業務が多すぎて、配達状況の更新を忘れてしまうことがあるのではないでしょうか。

原因3 宅配ドライバーが間違えて配達完了にした

第3に、宅配ドライバーが間違えて配達完了にしたのかもしれません。

先ほども述べたように、再配達で確実に荷物を渡せると思っていたのに、お客さんが自宅にいなかったことで、スタッフが先んじて配達完了の手続きを済ませてしまった可能性があります。

その結果、Amazon側では商品が到着していると記録されてしまうわけです。消費者からすれば、まだ来ていない商品が配達完了になってしまうので、「詐欺にあったのではないか?」と不安になるおそれがあります。

配達状況がおかしいときの対処法

以上の原因を踏まえたうえで、配達状況がおかしいときはどうすればよいのでしょうか?

その対処法は大きく3つあると言ってよいでしょう。

対処法1 Amazonからの連絡を確認する

1つ目の対処法として、Amazonからの連絡を確認することが挙げられます。

商品が配達過程で紛失するなどの事態が生じた場合は、Amazonのカスタマーサポートから何らかの連絡が送られてくる可能性があります。

加えて、もしかしたら、配達状況が新たに更新されて、先ほど見ていた情報に変更が加えられている可能性があるので、定期的にチェックすることを推奨します。

なお、配送状況に関する不安を逆手にとって、Amazonになりすました詐欺師から変なメッセージが届く場合があるので注意してください。

対処法2 不在票を確認する

2つ目の対処法として、不在票を確認してみましょう。

そもそも、消費者が宅配があったことに気付いていなかったり、事業者が置き配になっているのに手渡しだと勘違いしていたりする場合は、ポストに不在票が入っているはずです。

不在票が届いてから一定期間が経過して放っておくと、自動でキャンセルされてしまうこともあるので注意してください。特に、玄関先と家のポストのふたつで荷物を受け取っている場合は両方を確認することを忘れないようにしてください。

対処法3 カスタマーサービスに連絡する

3つ目の対処法として、Amazonのカスタマーサービスに連絡することが挙げられます。

商品の到着予定日が過ぎていたり、商品が届いていないのにもかかわらず完了になっていたりする場合は、ただ待つのではなく、Amazonのカスタマーサービスに連絡して対応してもらいましょう。

問題が起きたときは連絡しよう

Amazonの配送状況を確認するサービスは商品を受け取るときに役立つ便利なものです。ただ、必ずしも実態に即さないときがあるのも事実です。その場合は、まずは商品到着予定日まで待ってみましょう。

ただし、到着予定日が過ぎても商品が手元に届かないときは、カスタマーサービスに連絡することを推奨します。荷物は必ずどこかに存在しているはずです。いずれにしても、自分が買ったものが届かない責任は事業者にあるので、諦めずに対処しましょう。

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